こんにちは!メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。
私は世界60カ国の青年経済人が集まる国際アカデミーに参加したことがあります。聞いた事のない国、3日かけて日本に来てくれたアフリカ代表。アイスランド代表は、「日本の暑さが信じられない~」と言っていました。
日本では青年経済人は男性が圧倒的に多いのですが、代表が女性である国も多く、そこで私にもお声がかかったのです。ホテルに1週間缶詰で、リーダーシップについて語り合いました。講義を聞いてチームに分かれてディスカッション。私のチームリーダーはジャマイカ代表。彼は皆の事を考えてくれるリーダーでした。初日に皆でゲームをしたのですが、皆、国の代表として参加している為勝つことに必死。しかし彼は始めから、みんなの利益になるように考えて行動していました。みんなが勝つ方法を考えていました。国同士がつぶし合うのではなく、みんなが勝てればよいのです。敵も味方もないのです。地球として勝てばよいのです。彼から学びました。
もちろん共通語は英語。日本なのに英語。みんな母国語でない英語を上手に使いこなしています。大学を出て、英語を話せないのは日本人だけです。私?私も日本人。一日目は全然だめ。講義も英語(同時通訳付き)、ディスカッションも英語。講義についていけず、ディスカッションにも入れず、内気な少女になってしまいました。しかし、2日目からこれじゃあいかんと奮起しました。外国メンバーに「プリーズ、ショート&シンプル!」これを機に、皆短い文章で簡単に話そうとしてくれました。そして、わからなかったら顔をしかめる、わかったら頷くとしたら、反応を見て話してくれるようになりました。お互い忍耐力が必要でしたが、伝わった時の嬉しさから自然と忍耐力がついてきました。6時30分~23時30分まで毎日苛酷なセミナーでした。意見が合わず喧嘩もしました。しかし苦しい時を一緒に超えたことにより、結束が生まれ、素晴らしいチームになりました。
薬学教育も今、返還期で、とても大変な時です。一緒に超えていきましょう。薬学全体に強い結束が生まれ、素晴らしいチームとなるために!