病院やクリニックでは血液検査など様々な検査が日々行われています。その行われた検査の結果を調剤薬局でも確認している事に関してはご存知でしたでしょうか?
薬は<吸収→分布→代謝→排泄>の順に体内で分解されます。薬自身が持つ性質から、肝臓からの代謝、または腎臓からの排泄が一般的です。その為、例えば、腎機能が低下している患者さんに腎臓から排泄される薬が処方されていれば、減量もしくは中止を考慮しなければなりません。
私が担当している40代男性が「腎臓の値が悪いのですが、担当医からは腎臓専門の病院への通院を勧められています。」と仰っていました。そこで私は直近の血液検査の結果を患者さんから見せて頂き、血清クレアチニン値(腎機能の指標のひとつ)が高いことを確認し、処方されている多数のお薬がいずれも腎排泄型の薬で、かつ、高用量でしたので、担当医に肝代謝型の薬に変更を申し出て処方内容が変更されました。処方内容が変更後、毎月の血液検査の結果を確認したところ、血清クレアチニンの値は下がっていきました。患者さんからは「確認して薬を変えてくれてありがとう。安心しました。これからもよろしくお願いします。」とお声かけ頂きました。
「医師が処方しているから・・・」「医師に相談して下さい」とお伝えする事も大切ですが、その前にまず薬剤師として出来る事を考えて行動する事が薬剤師の独自性を保つ上で必要だと思いました。
メディセレ薬局 管理薬剤師 密原 将志
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