こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。
先日、私も部会長を務めさせていただきました、日本青年会議所医療部会の総会をメディセレ大阪校で開催しました。全国から医師、歯科医師、薬剤師、医療経済人が集結。
そこで整形外科分野の医療機器を製造、輸入、販売している『ジンマーバイオメット社』から若月マネージャーにお越し頂き、再生医療の現状を講演して頂きました。
人工股関節の実物をお持ちくださったので持ってみると、重い。こんなに重いものを身体に入れているの?と驚きました。またアンケートから、痛みに対する患者さんの満足度は40%台。医師の痛みに関するケア満足度は50%台と、人工股関節や膝関節を入れる人が増えている中、痛みのケアは大きな課題だと思いました。薬剤師としても痛みが治まらないという患者さんの訴えに心苦しくなってしまいますよね。
そんな中、バイオセラピー(再生医療)が始まりました。プロ野球選手の大谷選手や田中マー君選手が治療を受けて注目を浴びた、ヒアルロン酸注射や人工関節手術とは違う第三の治療法、PRP療法です。これは患者さん自身の血液を遠心分離してつくるPRP(多血小板血漿)を使います。ただ、自費負担なのです。できる病院も限られています。しかし、確実なる医療の進歩に希望を感じました。早速仲良くしている整形外科の先生にお話ししようっと。